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リッチコンテンツマーケティングの時代 Supported by J-Stream

利用者増と端末のブロードバンド化で広がる携帯サイトの動画配信

2007年01月30日

これまでインターネットを楽しむといえば、会社や自宅のリビング、書斎でパソコンを使って……というのが一般的なイメージだった。それが今、変わりつつある。

総務省の2005年「通信利用動向調査」によると、2005年末時点の一般ユーザーのインターネット利用は、パソコンからが約6600万人、携帯電話などの携帯端末からが約7000万人と前年(パソコン・約6400万人、携帯端末・約5800万人)から逆転。さらに“ネットアクセスは携帯のみ”という人が増加傾向にあり、マーケティング的にも、携帯サイトは無視できない存在になっていることが分かる。

いつでもどこでも利用できる携帯電話で
「動画を見たい」要望が高まる

携帯端末、とりわけ携帯電話によるネット利用が増えている。背景には、いくつかの理由がある。その中でも大きいのは「携帯メールによるコミュニケーション文化の発達」「簡単操作でネットに接続できる」という2点だ。携帯電話はいまや年齢を問わずほぼ「1人が1台」保有し、情報をやりとりする道具として頻繁に利用している。しかも、いつでもどこでも簡単にネットにも接続できる。こうした環境が、携帯電話でのネット利用を増やしている。

携帯電話のブロードバンド化も進んでいる。最新機種では、下り通信速度が最大3.6Mbpsと高速のものが登場している。コンテンツの表示能力を高めるため、液晶画面も解像度が高くて大きいものが採用される傾向にある。ワンセグによるテレビ放送を視聴できる携帯電話も増えており、画面の高精細化、大型化を後押ししている。多量のデータをやりとりするのに不可欠な、パケット定額サービスの利用も一般化してきた。数年前までの「表示スピードが遅い」「画面クオリティが低い」「パケット代が高い」といった携帯ネットのイメージは、薄れつつある。

携帯電話でもリッチなコンテンツがストレスなく楽しめるようになってきたことで、ユーザーの意識にも変化が出てきた。前出の総務省の調査によると、携帯ネットユーザーの主な利用目的は、「メール」や「着メロ、着うたなどの音楽コンテンツ」「ニュースや天気、店舗などの実用情報」が上位を占めるが、「動画の視聴」も4番目にランクインしている。しかも、パソコンでのネット利用目的との差異でいうと、むしろ「ニュースや天気、店舗などの実用情報」よりも乖離が少なく、デジタルコンテンツの利用については、パソコンと携帯は同じように使われてきていることをうかがわせる。

PCサイトでは、一般家庭のブロードバンド環境普及により、動画などのリッチコンテンツの視聴機会が増えたが、同じことが携帯サイトでも確実に起きつつある。また、冒頭に述べた、“インターネットへのアクセスは携帯電話のみ”という層が増加した影響により、この傾向は今後ますます強まっていくことが予想される。

これまで、携帯サイトというと、公式サイト(携帯電話会社が統制している公式のサイト。いわゆるコンテンツプロバイダー)でなければ集客しにくかったが、QRコードの普及や、携帯電話に検索エンジンが標準装備されたことにより、一般の携帯サイトでも集客しやすくなってきた。ユーザーも、それを取り巻く環境も、大きく変化していく中、現在は、携帯サイトでも動画などのリッチコンテンツを積極的に活用できる時期になってきたといえる。

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[関連サイト] リッチコンテンツ・マーケティング情報局

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