また、従来のインクジェットプリンタは、印字が水に弱いという欠点もあった。特に普通紙に印刷した場合は、ちょっとした水分で文字が流れてしまう。わずかな水で請求書の金額が読めなくなっては大変だという考えが、ビジネスで本格的にインクジェットを使うのをためらわせていた部分もある。 しかし、PX-V780は顔料インクを採用しているため「耐水性」が極めて高い。実際に請求書を印刷して試してみた(左図)。水で濡らした指で文字を軽くこすってみたが、まったく文字が流れない。ラインマーカーでなぞってみても、文字は乱れなかった(右図)。それではと、印字面を水道の水にさらしてみたが、それでもほぼ影響がない。わずかな水分で文字が流れてしまった従来の染料インクの印刷と比べると、ちょっと感動的なほどの耐水性だった。これなら郵便物の宛名ラベルなどに利用しても、まったく問題ないだろう。 さらに、黒インクのみが顔料系の機種が多い中で、PX-V780はカラーも含めて全色が「つよインク200X」の顔料系なのも大きな強み。カラー部分も含めて水濡れに強く、光による色褪せに強いため、回覧や掲示をはじめ、ちょっとした説明チラシやクーポン券などの印刷にも安心して利用できるだろう。
プリンタに加えて、カラーコピー、スキャナ、カラーファクスという4つの機能を1台でこなす。プリント機能ではPX-V780と同様に、全色顔料インクを採用しているため、FAX出力も含めて普通紙でもくっきりプリントできるのが特徴。スキャナ機能は、資料をちょっとカラーコピーしたり、スキャナからPDF保存したりできるのも便利だ。メモリカードスロットも搭載しているため、デジカメ写真を気軽にダイレクト印刷することもできる。 従来、バラバラだったプリンタ、スキャナ、ファクス、コピーといった機器を集約でき、スペース効率とビジネス効率を大幅アップできそうだ。