北海道発の音楽アーティスト集団I've 全国制覇目前の人気と実力の高さに注目
アニメ主題歌の枠を超えてファンを急増させている話題のI'veとは?
 アニメファンの取り込みを狙い、旬なアーティストがアニメ主題歌を歌うことが当たり前になってきた昨今。逆に、アニメ好きが中心だった支持層をJ−POPファンに広げてきたのが「I've」(アイブ)だ。彼らは北海道札幌市を拠点に活動する音楽アーティスト集団で、トランスを主体とした楽曲作りに定評のあるサウンドクリエイター陣と、個性豊かな複数の女性ボーカリストからなる。98年から活動を開始し、主にクラブ・ミュージックやダンスコンピレーション、ゲーム、アニメの主題歌への楽曲提供で業界内外での評価を高めてきた。

 その集団の中でも現在、勢いを感じさせるアーティストがKOTOKOだ。「I've」の一員としてのボーカリスト&作詞作曲活動を経て、04年にメジャーデビュー。以降、アニメ主題歌に多く起用された彼女のシングルやアルバムは、チャート上位の常連(最高はオリコンチャート4位)となっている。「I've」と彼女の人気を全国レベルに押し上げた大きな要因は、インターネットを通じた口コミだ。KOTKOTO自身も「ネットがなければ、私たちの現状はあったかどうか分かりません」と語る。

 今年6月には台湾でのライブを大成功させているが、これもインターネットの影響大。ライブはKOTOKOの存在をネットで知った台湾のファンの呼びかけで開催されたもので、現在無数に存在する日本人によるファンサイトがなければ、実現しなかった可能性が高い。そして、何よりも彼女の表現力豊かなハイトーンボイスと「I've」によるクオリティの高いポップなサウンド&メロディに人々を魅了する力が宿っているからこそ、アニメの枠や国境を越えて支持され始めているのは間違いないだろう。

 「音楽はどこでやるかではなく何をやるか。北海道の伸びやかな風土の中、挑戦者であり続けるというスタンスで独自性を追求しながら活動を続けたい」という彼女。この8月には、昨年12月に行われた横浜アリーナでの単独公演の模様を収めたDVDが発売される。
「私と私を支えてくれたすべての人の歴史が詰まった作品です」というKOTOKOの第1期集大成ともいえるだけに、その魅力をチェックするには最適の1本だ。


KOTOKO
 
川田まみ 詩月カオリ MELL 島みやえい子
I'veには個性的な複数の女性ボーカリストが所属。2004年にKOTOKOがアルバム『羽−hane−』でメジャーデビューを果たして以降、2005年に川田まみと畠みやえい子、2006年にMELL、2007年には詩月カオリと、続々とメジャーレーベルからCDをリリース。実力派集団としての評価を着実に高めている。
I've所属アーティストの8〜9月未発表作品
お問い合わせ先/ジェネオン エンタテインメント http://www.geneon-ent.co.jp
 

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