
プレゼンテーションで意図したことが得意先にしっかりと伝わっておらず、誤解されたまま結局うまくいかなかった。ポイントは声を大にして説明したはずだが・・・。また、商談の席で先方に数字の説明をするのに戸惑ったことや、文書の校正を印刷したものに赤を入れてFAXで指示したところ、間違った箇所が修正されて戻ってきた。ビジネスマンなら一度はこんな経験をしたことがあるのではないだろうか。時間的にも損失となるこれらの問題は、効率的なビジネスを実現するためにはできる限り避けて通りたいものだ。
ところが、現実はそう簡単に進むものではないというのがこれまでの状況だった。しかし、この状況を覆す革新的なツールが、ペンタブレットのトップメーカー株式会社ワコムから発売された。ビジネス用ペンタブレット「BizTablet(ビズタブレット)」だ。今まで、ペンタブレットといえば、グラフィック用として使われてきたが、この「BizTablet」は、職場や営業先でMicrosoftOfficeを使ってプレゼンや文書作成を行うビジネスマン向けにつくられた、初のビジネス用途に特化したペンタブレットである。この「BizTablet」を使えば、MicrosoftOfficeのPowerPointやExcel、Wordの電子ファイル上に直接文字や線などを書き込むことができる。
例えば、プロジェクタを使ってのプレゼンテーションの際、特に強調したいポイントをその場ですぐに丸で囲みを付けたり、コメントを画面に大きく書き込むなど、的確に意図を伝えられ、視覚的にもインパクトを与えることができる。また、Excelで作成した表の数字やグラフの大切な部分にマーカーで印をすれば、パフォーマンス的にも効果絶大。Wordの文書校正を電子ファイルのやり取りだけで完結させるペーパーレスチェックなら、ミスもロスも大幅に減る。
「BizTablet」は、効率的な新しいビジネススタイルをカタチにする。そんな革新的なツールである。

「Biztablet」に付属の書き込みソフト「JustWrite Office」を使用すると、MicrosoftOfficeの電子ファイル上に直接書き込むことができる。また、使用するOfficeソフトによって様々な機能が用意されている。PowerPointでは、「ホワイトボード」機能が使える。これは、通常のスライドに新規の真っ白なスライドを追加できる機能で、プロジェクタを使えばいわゆるホワイトボードとして自由に書き込みができる。急な内容変更や打ち合わせの際に重宝しそうだ。また、Excel、Wordには、手書きのサインを入れることができる署名機能「JustSign」、電子ファイル上にメモなどをつける電子的な付箋紙機能「JustTag」も用意されている。
さらに注目すべきは、これら「BizTablet」で書き込んだすべての内容は、PowerPoint、Excel、Wordのファイルとして保存することが可能ということ。メールで添付書類として送ることもでき、送り先の相手が「BizTablet」に付属の書込みソフト「JustWrite Office」を使っていなくても、開いて書き込んだ内容を確認することができるのだ。また、「Screen Mark Up」機能でデスクトップ上への自由な書き込みも可能である。
その他、Adobe Acrobatで作成したPDFファイルの注釈ツールや、Microsoft OneNoteの入力ツールでも便利に使用することができる。
ビジネスに役立つ様々な機能を備えた「BizTablet」は、これからのビジネスには欠かせないツールとなるだろう。

グラフィックデザイナーやCGアーティストの間では、ペンタブレットといえば一番使い勝手のいい入力ツールだが、一般のビジネスマンにはあまりなじみがない。パソコン操作となればなおさらで、マウスでできること(ポインタ操作、クリック、右クリック等)のすべてがペンタブレットで操作可能であるということは、ほとんど知られていない。「BizTablet」の登場で、将来的にパソコン操作といえばペンタブレットという時代が到来し、マウスが過去のものとなるかも知れない。それほど「BizTablet」は操作性に優れている。
ビジネスシーンに新しい風を巻き起こす「BizTablet」の可能性に期待したい。