このページの本文へ
ここから本文です
プレゼン&プロジェクター 最新活用読本
これだけは知っておきたいプロジェクターのチェックポイント
  • 第一回:利用用途と機能で見るプロジェクター選び
  • 第二回:DLP(R)方式と液晶方式の違い
  • 第三回:プロジェクターの「解像度」を知る
  • 第四回:テキサス・インスツルメンツ社「BrilliantColorTMテクノロジー」を語る
  • 第五回:プロジェクター選びのココが知りたい
第五回:プロジェクター選びのココが知りたい

プロジェクター選びにまつわる様々なトピックを取り上げてきたこの連載も、今回が最終回となる。最後に、プロジェクター選びやプロジェクターの設定にまつわる様々な疑問について、Q&Aの形式でお答えしていきたい。

Q1. データプロジェクターを選ぶとき、どの程度の明るさのものを選べばよいのか、用途別の目安を教えてください answer

屋内で、蛍光灯など通常の照明を付けたままで利用する場合の目安は次の通りです。

映像モードとあわせたランプパワーの設定を可能にする BrilliantColor + Variable Illumination

※最近では、導入時に2500lm以上という入札条件を設ける学校もある。

■ルーメン(lm)とは?

明るさを表す単位には、「ルクス」や「ルーメン」、「カンデラ」がある。その中で、プロジェクターの明るさを示す単位として、ANSI(American National Standards Institute)が定めた規格が「ANSI(アンシ)ルーメン」であり、一般的には「ルーメン」と表記している。ANSIルーメンとは、プロジェクターから投写されたスクリーン面を9分割し、各面の中心部の明るさを平均した数値で表す。そのため、「ルーメン」の数値が大きいほど投写画面は明るくなる。

ちなみに、ロウソクの明るさをルーメンで表すと13ルーメン、100Wの電球は1200ルーメンとなる。

Q2. データプロジェクターとホームプロジェクターの違いは何でしょう?データプロジェクターをホームプロジェクターとして利用できますか? answer

データプロジェクターは、通常の照明の下でPCの画面を投写するのを主な用途としていますが、ホームプロジェクターは、暗い部屋でDVDなどを投写して視聴することを想定して作られています。

両者の主な違いは次の通りです。
■画面のアスペクト比(横と縦の比率)は、データプロジェクターは4:3、
 ホームプロジェクターは16:9が中心。
■データプロジェクターは画質の高さよりも輝度を、
 ホームプロジェクターは輝度よりも画質の高さを優先した設計になっている。
■データプロジェクターは様々なデータ入力端子を、
 ホームプロジェクターは様々なAV入力端子を備える。

データプロジェクターをホームプロジェクターの代わりに、またホームプロジェクターをデータプロジェクターの代わりに利用することは、入力用の端子さえあれば、できないわけではありませんが、両者は絵作りの特性が異なるので、用途にあったプロジェクターを求める方がよいでしょう。

データプロジェクターは、明るい室内での使用に配慮して輝度を優先したものが多く、画面のアスペクト比は4:3が一般的(左)。ホームプロジェクターは、照明を落とした部屋での映画鑑賞に適した設計となっており、輝度よりも画質を優先、コントラスト比も高いものが多い。画面のアスペクト比は16:9が主流だ。(右)。

Q3. プロジェクターの画面が歪んで投写されている場合は、どのように調整すればよいのですか? answer

画面が台形に投写されている場合は、台形補正(キーストン補正)を行います。最近のプロジェクターでは、自動的に上下の台形歪みを補正する機能(オートキーストン補正機能)が搭載されている製品も増えています。台形以外の歪みは、プロジェクターとスクリーンをまっすぐにセッティングすることで直ります。

■オートキーストーン補正機能のメリットとデメリット

オートキーストーン補正機能は、理想的な角度から投写できない場合に、画像が台形に投写されてしまう問題を自動的に解決する便利な機能だ。しかし、このオートキーストーン補正機能は、デジタル処理によって画像自体を変形させるため、極端な補正は画質を劣化させてしまう。映画等では気にならないかもしれないが、細かい文字やグラフを投写する場合は、画質の劣化により文字がぼやけてしまうことがある。便利な機能なのだが、基本的にはオートキーストーンの補正範囲が微調整で済むように、台形歪みの少ない位置にプロジェクターを設置しよう。

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る