わが国では、成人の3人に1人が慢性の頭痛に悩まされているといわれる。 特に中高年者に多いのが、身体的・精神的ストレスが大きな原因となる緊張型頭痛。 生活の見直しとともに、痛み始めたら早めに鎮痛薬を飲むことが頭痛を抑えるポイントだ。
大切なクライアントとの打ち合わせや重要な会議の当日、頭痛に襲われたら、あなたはどう対処するだろうか。「頭痛なんてしばらくすると治ってしまう」と放置している人も多いのではないだろうか。
頭痛の痛みを我慢していると、仕事の能率が落ちるだけでなく、大きなミスや事故にもつながりかねない。特に組織を引っ張るビジネスリーダーは、頭痛に対する正しい知識と対処法を知っておくことが必要だ。
というのも、日本の成人で慢性的な頭痛持ちだと見られる人は3人に1人と多く、身体的・精神的ストレスによっても頭痛が引き起こされるからである。このストレスが発症の大きなリスクファクターとなるのが緊張型頭痛と呼ばれるもので、中高年の男女に多く見られる(図1)。壮年期のビジネスパーソンは、質・量ともにハードな仕事をこなさなければならず、家庭においても子供の成長とともに心配事を抱えることが少なくない。中高年者は慢性頭痛を起こしやすい状態にあるということを、まず理解しておきたい。