知っていれば怖くない! 働きざかりの高脂血症と高血圧症

「まごわやさしい」食事は○、「オカアサンヤスメ」は×

子どもたちが大好きで、しかも簡単に食べられるメニューが、脂質や糖質の摂り過ぎ、栄養の偏り(野菜不足)などから、生活習慣病の危険性を高めることをご存知ですか。そのメニューの頭文字を集めたものが、「オカアサンヤスメ(オムレツ カレーライス <ア>サンドイッチ ヤキソバ スパゲティ メダマヤキ)」と「ハハキトク(ハンバーガー ハムエッグ ギョーザ トースト クリームスープ)」です。

これに対して栄養バランスのとれた、おすすめの和食メニューが、「まごわやさしい(まめ ごま わかめ=海藻類 やさい さかな しいたけ=きのこ いも)」です。「オカアサンヤスメ」は単品、種類の限られた食材で満腹しやすいメニューであり、「まごわやさしい」はごはんを中心にいろいろな組み合わせがしやすく、食材の種類を増やしやすいメニュー、ともいえます。同じごはんでも、チャーハンなどの味付きごはんや丼物などのタレがかかったごはんでは、品数が少なくなる上、早食い・大食いのもとになるのは、いうまでもないでしょう。

朝食やランチが「オカアサンヤスメ」だった人は、ぜひ次の食事で野菜や海藻、きのこなどのメニューを加え、ビタミン・ミネラルを中心に脂質・糖質以外を補い、「まごわやさしい」を目指してください。「菓子パンがランチ」という人もいますが、菓子パンは「パン」ではなく「菓子」です。菓子パンを買うときには、せめて野菜サラダも一緒に買って食べるようにしてみませんか。

十分な野菜をとるためには、毎食150g、1日450g以上が必要とされています。150gは両手のひらにいっぱいの野菜、というイメージです。このとき葉ものはおひたし状態にします。メニューを注文するときには、野菜のトータル量をイメージして、手のひらいっぱいに足りない場合は野菜料理をもう一品追加したり、それでも足りない場合は野菜ジュース(無糖)を摂ればよいでしょう。「ランチ改革」は、このような健康メニューが食べられる店(買える店)、野菜など不足しがちな食材を一品追加できる店選びから始まっているといえます。

*栄養バランスのとれた食生活のためには、厚生労働省と農林水産省が作成した『食事バランスガイド』も参考にしてみましょう。



協力:ファイザー
関連リンク:生活習慣病オンライン / 高脂血症オンライン