現場のIT化劇場 プロローグ

タフという性能を手に入れたパソコン

サクセスストーリーをご紹介する前に、今回は、重要なヒントとなるパソコンについて解説しておこう。過酷な使用環境でも安心して使えるパソコンを現場は求めている。それに応えられるのがパナソニックの「タフブック」だ。オフィスで使用されることを前提とした他のあらゆるパソコンとは、設計思想から根本的に異なっている。

過酷な環境にも、PCの力を

パソコン活用で生産性を向上できることはわかっている。しかし、使用環境が過酷なために、それがかなわない。タフブックが輝くのはそんな現場だ。

タフブックの強さをよく表している逸話がある。米国で、犯人とカーチェイスを繰り広げていたパトカーがクラッシュした。車は全壊。しかし、その車に搭載されていたパソコンを取り出してみて驚いた。大きなダメージを追っていたにもかかわらず、パソコンは無事に起動し、中のデータも取り出せたのだ。そのパソコンこそタフブックである。現在、各州のパトカー車載用として広く採用されている。

01 落下・振動に強い!

落下はパソコン故障の主な原因のひとつ。特に、現場ではデスクがない場合が多く、手に持ったまま、あるいは不安定な土台の上で使わざるを得ないこともしばしばある。また、車載して使う場合には、頻繁な移動のたびに振動が発生する。この振動もパソコンにとっては非常に大きな負担となる。

タフブックは、落下、振動ともに過酷な条件のテストを実施している。まず、落下テストは90cmの高さから、パソコンの方向をさまざまに変えて落下させる。面だけでなく、辺や角も含めて、その方向は合計26通りにもなる。シンクライアントの「CF-08」に至っては、120cmの高さから、しかも稼働中でのテストが行われている。

一方、振動は手に持って持ち運ぶ場合と、車に載せて移動する場合とを想定した試験が行われる。前後、左右、上下と、やはりいろいろな角度で1時間にわたって振動を加え続ける。手やデスクから落とすというアクシデントはもちろん、日常的に発生する多頻度な衝撃にも、タフブックは耐えるのだ。

写真1
さまざまな方向から落下させるテスト
写真2
1時間振動を加え続けても耐える
 
02 粉塵・水に強い!

屋外や工場などで使用する場合には、砂や土、粉塵がパソコンをむしばむ。わずかな隙間からパソコンの内部に入り込み、パソコンの寿命を大幅に縮めてしまう。水も大敵だ。わずかな量をこぼしただけでも基盤がショートして故障する可能性があるほか、そのときは問題がないように見えても、乾いた後に残った不純物が基盤にこびりつき、故障を誘発することもある。

この点もタフブックは頑丈にできている。粉塵については、長時間にわたって、しかも動作中に粉塵を吹き付けるテストが行われる。

水にも強い。上からだけでなく、斜め方向や下部からも10分間にわたって水をかけ続けるテストを実施している。従って、カップの水をこぼすようなオフィス内でのアクシデントだけでなく、屋外で横から吹き付けるような突然の雨に当たった場合などでも、耐えられる可能性が高いのだ。

写真3
試験用の粉塵を大量に浴びたタフブック
写真4
テストでは水もいろいろな角度からかけられる
 
03 長時間の使用に強い!
現場には電源がないことも多い。充電なしで長時間駆動することも重要なタフの要素になる。機種によって異なるが、タフブックは標準的な使用で7〜8時間という連続駆動時間を実現している。つまり、いったんタフブックを持って現場に出たら、途中で充電することなく、丸1日使えると言うことだ。
04 セキュリティに強い!

持ち運んで使う以上は、紛失・盗難のリスクは常につきまとう。万が一の場合に機密情報を抜き取られたり、あるいは不正使用されたりといった危険を回避できるかどうかも、現場のパソコンには重要なテーマだが、ここもタフブックは抜かりがない。不正なデータ読みだしを防ぐセキュリティチップを搭載する、オプションで指紋認証を内蔵する、シンクライアント(ハードディスクレス)で本体にデータを残さないなど、機種により方法は違うが、いずれも高いセキュリティを実現している。

ほかにも、マイナス20度および60度の状態でのエージング試験、キーボードを連続打鍵する耐久性試験なども、非常に厳しい基準をクリアしている。一言でまとめると、タフブックは、徹頭徹尾タフなのだ。

それでは、あなたの現場ではどのタフブックがベストな選択になるのか。ラインアップの一部を次のページでご紹介しよう。

  • タフブックシリーズの耐振動・耐衝撃性能、防塵・防滴性能、各種耐久性能は、正常動作および無破損、無故障を保証するものではありません。