

ここ数年、急激にマーケットを拡大させているのが中食業界だ。勝負の勘所は、売れ筋メニューを販売ピークの時間帯に合わせて調理し、作りたてを店頭に並べ、売り切ること。ところが、これまではその判断を現場の経験者に委ねてきた。食のトレンドの変化が激しいこれからの時代、コスト管理を徹底し適正量を適切な時間に調理する。その環境整備のために、ITの導入が不可欠になっている。

ここまで順調に市場を拡大してきた中食産業だが、これから先、変化の激しい時代にいかに顧客の心をとらえていくかが成長の鍵を握っている。そのために、様々な取り組みが進められているのは事実。その一方で、基本は作りたてのおいしい惣菜を、タイムリーに顧客に提供できること。この追求を、疎かにすることはできない。
【Scene 1】
ウチの店では、水曜と金曜の夜は他の日よりも惣菜の出る数が多い。閉店の1時間前くらいになると、必ずといって「チーフ、今日はあとどのくらい追加しときますか?」。「そうだな、あと2、30個も揚げとくか」。「えーっ、本当にいいんですか? 残るんじゃないかなあ……」といったやりとりを繰り返してきた。
ところが、そんな状況が店長のひと言で一変した。朝礼で「明日から、新しいシステムで惣菜を作ることになる。調理は、すべてこのシステムに従って行ってほしい」。一体、どういうことなのだろう。
これまでは、惣菜作りの多くは現場の担当者の経験と勘による判断に任せられてきた。しかし、これから先も同じように見込み生産的な手法でよいのかどうか。この辺で、再考してみる必要がありそうだ。というのも、世の中がIT化によりめまぐるしく変化し始めているからだ。

店長の言っていたシステムとは、いわゆるパソコンなどのITを利用した業務管理用のツールのことだ。調理場にパソコンを持ち込むこと自体、この業界ではあまり例のないこと。だが、すでにコンビニのように売り場に直結した仕入れ管理をIT化することで成果を上げている例もある。
【Scene 2】
店長の話の続きだが、「これからは、チーフの代りに調理場に置かれたパソコンで、追加調理の指示を確認することになる」と言っていた。意味が分からないながらも、調理場に行ってみた。
そこには、ノートパソコンが置いてあり、業者の人が設置しているところだった。その人の話によると、売り場のレジのデータを読んで、リアルタイムに惣菜の在庫数とこれから必要になる惣菜の数が表示されるらしい。「このパソコン、何て言うんですか?」と聞いたら、「水と湿気にも強い『TOUGHBOOK』ですよ」と言っていた。
このシステムの特長は、売り場のPOSレジと連動して惣菜の販売予測数に基づいた調理指示を、調理場の「TOUGHBOOK」でリアルタイムに確認できるというものだ。人の勘に頼ることなく、過去のデータや売れ筋に沿った惣菜作りを実現するのが目的だ。

「TOUGHBOOK」CF-18は、キーボードを使わずに指先だけで操作が可能なタブレット型に変形できる。パソコンを操作するというよりも、POSレジの感覚で操作できてしまう。「TOUGHBOOK」なら濡れた手で操作しても大丈夫な防滴性が備わっている。だから、湿気や水を気にせず気軽に使いこなせるのだ。
なによりも、中食のこれからは、鮮度がよく、食品添加物の少ない安全な食材を使用して作る、できたてのおいしいメニューが求められる。特に、食の安全性はトレーサビリティによりしっかりと管理する必要がある。また、そこにITが関与することで、ロジカルな業務管理の基盤が整備されることになるのだ。
※本製品の耐衝撃・耐振動性能、防塵・防滴性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。予めご了承ください。
※耐塩害仕様モデルは、TOUGHBOOK CF-29のみ。CF-18では耐塩害仕様モデルはありません。
なお、「TOUGHBOOKシリーズ」は、一般店頭では販売されていないため、より詳細なカタログの送付や法人購入の相談、Web通販での個人購入等に関しては、松下電器の下記サービスにて受け付けている。
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