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キヤノンから28-100mm相当(35mm判換算)の3.6倍ズームを備えた「PowerShot S70/S60」が登場した。S70は有効710万画素CCD(S60は500万画素CCD)を搭載し、映像エンジン”DIGIC”による高画質はもちろん、高級感あふれるボディと撮影機能の豊富さが特徴だ。
ここでは、世界各地や日本の巨樹の撮影をライフワークとするプロカメラマン吉田繁氏(ポートレートの作例はこちら)に、最新機種「PowerShot S70」について魅力を語ってもらった。

プロカメラマンが使うコンパクトデジタルカメラは、レンズバリエーションのうえでも求めるスペックはやはり高くなる。普段利用している一眼レフタイプのデジタルカメラでは、レンズを交換するのが大前提だ。
撮影現場ではシーンにあわせてレンズを交換していく。広がりのある風景を撮影する時や、被写体までの距離がとれない室内では、広角レンズがほしい。逆に被写体までの距離が遠く、大きく写せない時は望遠レンズを利用することになる。
コンパクトデジタルカメラを使う時でも、広角から望遠までのズーム比がある方がシーンに合わせて撮影ができるため、ぐっと活用シーンが広がる。一般的なコンパクトデジタルカメラでは、広角側でも35mm相当の画角しかない場合が多い。一方、PowerShot S70/S60は広角側を28mm相当から使え、さらに3.6倍の光学ズームを搭載することで望遠側も100mm相当と十分なレンジを持っている。
28mmと35mmでは広角レンズとしてのパースペクティブがまるで違うことはよくご存知だろうが、この差は写真の表現力という点で非常に大きな差になる。手軽に持ち運べてしかも広角側に強いため、撮影できるシーンがぐっと広がったのがPowerShot S70/S60なのだ。
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吹き抜けとガラスによる採光が印象的な東京国際フォーラムでの撮影例。狭い室内や大きなホールなどの屋内撮影では、一般的なコンパクトデジカメだと画面内に思ったように被写体を写し出せない。28mmの広角レンズのおかげで、全体のフォルムを描写できた。
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| 28mm |
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35mm |
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このカメラの特徴は、広角側が強いだけでなく、しっかりと望縁側もカバーしている点。100mm相当では、五重塔最上部の九輪をしっかりととらえている。普段、持ち歩きたいコンパクトデジカメなので、広角から望遠までの守備範囲が広いことは大歓迎だ。
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| 28mm |
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100mm |
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